チーク材の家具について
チーク材は経年変化が楽しめる木材です。一般的に木目の色はだんだん濃く変化して落ち着いた金褐色へと変化していきます。
チーク材にはその育った土地の土壌に含まれるミネラル成分やオイル成分によってチーク特有の黒い縞模様が表れます。また斑(ふ)と呼ばれる独特の柄が出るのもチークの特徴のひとつです。無垢材を使用しているからこそこのような変化を楽しむことが出来ます。
湿気の多い時期(梅雨など)や冬の乾燥している時期は、木材に含む水分量の変化によって木が延び縮みし、割れが発生することがあります。
直射日光を避け、急激な温度変化や乾燥を防ぐために加湿器などをご使用ください。
仕上げ(塗装)について
当社の製品はラッカー仕上げとなっています。
日常で使用されることを想定し、同時にチーク材の手触りや風合いを表現できる仕上げになります。
家具は、直射日光の当るところ、また冷暖房器のそばなど温度差の激しいところ、湿気の多いところには設置しないでください。色があせたり、塗装面がはがれたり割れたりしてしまう原因になります。
ぬれたままの食器などを長い間放置しておく、熱いものを直接置くなどしますと輪ジミの原因になりますのでご注意ください。
また、新聞や広告、雑誌を敷物代わりにしたり、長く放置しておくとインクが溶け、貼り付いて取れなくなってしまう場合がありますのでご注意ください。熱いものには専用の敷物を、また食事の際も布製のテーブルクロスやランチョンマットを使うようにすると傷がつきにくく長持ちします。
ビニール製のテーブルクロスやランチョンマットを直接敷いたまま使い続けると、木が呼吸できなくなり塗装が変化しますので使用はお控えください。またゴム製品を置くと表面の変色や塗装が溶けますのでご注意ください。
ワックス・化学雑巾・揮発性溶剤・アロマオイル・薬品(アルコール・シンナー・ベンジン・除光液・防水スプレー・接着剤等)などを使用しないでください。また家具の上でご使用される場合はこぼさないよう十分ご注意ください。塗装のべたつきやはがれる原因となります。
日常のお手入れ
普段は硬く絞った雑巾で水拭きをして、その後乾拭きをしてください。
何かこぼした場合は早めにふき取るようにしてください。
汚れてしまった場合
中性洗剤をぬるま湯で100倍程度に薄めたものに柔らかい布を浸し、固く絞ってふき取った後、ぬるま湯に浸した布で洗剤をふき取り、乾拭きします。食器棚などのガラス扉をクリーナーで拭く場合は、クリーナーが塗装面に付かないようご注意ください。
傷がついてしまった場合
市販のクレヨンタイプやペンタイプの補修材などで目立たないようにできます。深くえぐれてしまったような傷は、家具用パテで埋めて着色することも出来ますが、難しい場合もございます。ご購入いただいた店舗にご相談ください。
永く艶を保つために
またチーク家具の美しい艶を保つために、年に数回チークオイルを塗布してのお手入れをしてください。
最初に水に濡らしてよく絞った布で木目に沿って丁寧に汚れを拭き取ります。表面がよく乾いたら、乾いた柔らかい布で少量のチークオイルを表面全体にまんべんなく伸ばしていきます。その後、乾いた布で表面に残ったオイルを拭き取り乾燥させればOKです。オイルの付けすぎは表面の塗装を傷めたり、べたつきの原因となりますのでご注意ください。
大型家具の搬入経路についてのご確認
商品のサイズと玄関扉、廊下、お部屋の扉、エレベーター、階段の幅と天井高を事前にご確認ください。
★特に注意が必要な家具
- ソファ、ベッドフレーム、マットレス、ダイニングテーブル、チェスト
商品サイズの確認
W(幅)、D(奥行き)、H(高さ)をご確認ください。
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- 梱包されている場合は梱包材を含めて10cmほど大きくなる場合があります。
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- 商品によっては組み立て式の家具もありますので事前にご確認ください。
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- ソファはクッションを含んだサイズになります。
まずは商品のサイズをご確認いただき、それをもとに搬入経路のサイズを確認していきます。特に、搬入においては家具の一番長い辺が重要になります。
エレベータのサイズを確認
マンションなどでエレベーターを使用する場合は確認が必要です。
エレベーターの扉の幅と高さ、内部の幅、奥行き、高さをご確認ください。
家具の横幅、奥行、高さのうち、一番長いサイズがエレベーター入口の高さより小さく、一番短いサイズがエレベーター内部の奥行より小さければエレベーターに入ります。
一番長いサイズがエレベーター入口の高さより大きい場合でも、家具を傾けることでエレベーターに入ることがあります。
エレベーターに載せることが出来ない場合は階段で上げることが可能かをご確認ください。
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- 階段の場合、曲がり角に十分なスペースがあるか、天井高に余裕があるかをご確認ください。また、3階以上への階段を利用しての搬入はお断りさせていただく場合がございます。
階段のサイズを確認
- ※
- 階段からの搬入が必要な場合
直線階段の場合
階段の幅または天井の高さが商品の幅より大きければ基本的に搬入が可能です。
屈折階段の場合
階段の幅と踊り場のサイズ確認が必要です。
踊り場は商品を縦にして移動するため天井の高さが最大梱包サイズの一番長い一辺より長い必要があります。
目安としてはプラス10cm以上としてください。
らせん階段の場合
らせん階段はさまざまな形状があります。階段の形状と商品サイズにより搬入できる場合とできない場合があります。
階段の幅や天井の高さ、形状などをお伝えくださいましたらご相談させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
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- いずれの場合でも手すりの有無、設置している位置などによっては搬入出来ない場合がございます。
玄関の入口サイズを確認
玄関の幅と高さをご確認ください。
次に玄関前の廊下の奥行きをご確認ください。
ドアの開く向きによっては家具の搬入が出来なくなる場合があります。
また、90°しか開かないドアの場合、 ドアノブや郵便受けが邪魔になる場合がありますのでご注意ください。
商品を縦にして搬入する場合があります。玄関付近の天井の高さ(外側と中側の両方)をご確認ください。商品の一番長い辺の寸法よりも天井が低い場合、 搬入できないことがございます。
部屋までの通路を確認
通路の幅
最低でも通路の幅が、家具の一番短い辺のサイズより大きくないと搬入することが出来ません。 家具サイズより10cm以上のゆとりをもってのご確認をお願いいたします。
曲がり角がある場合
通路に曲がり角がある場合には、曲がり角にも充分な広さがあるかを必ずご確認ください。
商品を縦にして搬入する場合がありますので天井の高さもご確認ください。
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- 照明器具などの障害物の有無もご確認ください。
通路からお部屋の入口
お部屋の入口の幅と高さをご確認ください。
通路からお部屋の入口がまっすぐな場合は入口の幅と高さ内に商品サイズが収まれば基本的には搬入可能です。
扉や廊下の幅が家具の幅以内だったとしても直角に折れ曲がる経路の場合、回転させることが出来ず搬入出来ない場合がございます。天井高に余裕がある場合は商品を立てて搬入することも可能ですので天井高も合わせてご確認ください。
その際は入口付近に照明器具などの有無もご確認ください。
また、ドアの開く角度、開く方向などもご確認ください。
90度までしか開かないドアはドアノブなどにひっかかる場合があります。
その他の搬入方法について
- 一戸建ての場合は庭などの窓から搬入可能であれば対応いたします。
- 二階に搬入する場合で玄関からの経路での搬入が難しい場合は吊り上げによる搬入も可能な場合がございますので、お問い合わせください。
- ※
- 吊り上げ搬入に関しては別途費用が発生します。
その他の注意点
- 搬入経路上に梁、照明、移動困難な家具などの障害物が無い事をご確認ください。